プロの仕事って
どんなこと?
施設長
教えて!
「何でも一生懸命学びたい!」って
気持ちとやる気があれば
早く成長できますよ!
入社してから現在まで、
どんなふうに仕事が変わりましたか?
藤本
- 「見る視点」が変わりました。利用者様視点・家族様視点・外部への視点・職員への視点等、視点・目線をその方に合わすことの重要さや寄り添うことの重要さが経験を積んで学びました。
松原
- 気付きが増えました。入社当初は、仕事内容だけで一杯いっぱいになっていました。日々、間違わないように、迷惑かけないようにだけを考え仕事を進めていました。しかし、仕事をして、経験を積んでいくと安全・安心だけではダメなことが分かってきました。介護とは、その人が本当に求めていることを、今の状況を含め考え、支援することだと感じています。
小川
- 現場の介護から、家族支援、他事業所等の関り・連携することの大切さを学びました。人とのつながりがどんどん増えていきました。そのことによって、多くの人のパイプ役になれる実感があり、自分自身の成長にも繋がりました。
仕事のやりがいを教えてください。
藤本
- 人の役に立っていると自覚できたときです。立場が違えど、一人一人の職員さんにも必ず、役割・使命があると思います。その役割を全うしたときに、お互い感謝される存在になったときにやりがいを感じます。
松原
- 人に必要とされ、自分の力によって沢山の方に喜んでもらえたときです。必要とされる、頼られる存在になった時にやりがいを感じます。
小川
- 自分自身が成長(介護知識・経験値・介護技術)でき資格所得も大事ですが、介護全般の仕組みであったり、ノウハウがある程度わかってきたときに、利用者様・家族様への支援がより深いものになったと実感したときです。
仕事がつらいと感じるのは、どんなときですか?
藤本
- 利用者様・家族様に心配をおかけしたときです。いいケアとはと考えますが、その方にとって本当に必要とされているケアがなかなか業務上であったり、環境であったり、職員状況でできなかったときに力不足を感じます。
松原
- 職員の悩み・大変さに気付けなかったときです。仕事上の問題・人間関係等で悩んでいるのを聞きその事柄に対して改善できず、職員さんのモチベーションが下がり退職まで至ったときには、つらさを感じます。管理者として業務改善・環境改善も仕事のうちなので職員さんに寄り添えなかったことに関してつらさや悔しさが募ります。
小川
- 仕事がつらいと感じたことはないですね。いつも利用者様・職員さんの笑顔が見れる職場はこういった仕事でしか味わえないと思います。楽しさしか感じたことがないです。
入社当時の失敗談を教えてください。
藤本
- こうしたら喜んでくれるだろうとこっちが勝手に思い込んでしたことが、利用者様にとっては迷惑なことがあったことです。
松原
- 早く仕事を終わらせることばかり考えて、丁寧さを欠いていたり、雑に仕事をしていることを先輩に指摘されたことがありました。丁寧さ・誠実さというのは行動にでる、第三者からの視点からはよくわかるのだと実感しました。
小川
- 情報共有・伝達間違いで、利用者様・家族様に対して迷惑をかけたことがあります。伝えた、伝えてない等、しっかりとメモを取っていなかった、仕事を整理できていなかったとこが失敗につながったと思います。
会社で活躍している人には、
どんな共通点がありますか?
藤本
- 自分自身が大切にしている価値観、会社理念を言葉にして伝えることだと思います。価値観を相手に押し付けるのではなく、目標に向かって行動を移している点だと感じます。目標設定を行い一人ひとりの生活に寄り添えるチームマネジメントを行っていることです。
松原
- 自分の強みや弱みを自覚して受け入れられることだと思います。大切なことは、考えを否定したり、憂いたりするのではなく、まずは受け入れること。それを認めた上でこれから何ができるかを考え、先回りができる人が活躍されています。介護でも自己覚知という言葉あります。自分自身を常に見直すことが必要と思います。
小川
- 感謝の言葉を伝えることができる点になります。介護は「人と人との繋がり」によってできていて、1人でできることは本当に限られています。互いに尊重し合うことから、成長に繋がり考える力を養うことができます。相手を見ているから感謝の言葉が心から出てきます。相手を見る、知ることが大切な点と考えています。
だからこの仕事が好き!一番うれしかった
ことにまつわるエピソードを教えて下さい。
藤本
- 利用されている方の生活が変わったときです。生活サイクルの中に私達が寄り添うことで望まれる暮らし・生活を送られているときの笑顔になります。笑顔の魅力は、周囲の方も笑顔にすることです。会社理念の・・・を感じるときがこの仕事が好きと感じます。
松原
- 自分で考案した内容が喜ばれて、通う目的となったときです。私達は主役では無く、本人様を取り巻く環境の一部と捉えています。環境の一部として機能したときにこの仕事が好き!感じます。そして、対象者様の意欲が湧き出ることが、一番うれしいことになり介護の醍醐味と思います。
小川
- 認知症と言うと、認知症の人というイメージで捉えますが、ひとりの人として支援をしています。私達の名前が出てこないことがありますが、顔を見ると笑顔に変わった瞬間がうれしかったときになります。笑顔を求めているわけではありませんが、笑顔が持つ力を感じ、共有することが遣り甲斐となっています。
介護資格がない方でも、大丈夫ですか?
どのように活躍されていますか?
藤本
- 資格が無くても、大丈夫です!大切なことは、「気づく」ことです。相手を知りたいと思うことから始まります。知ることで得ることは、信頼関係、安心感など様々なことがあり、成長と繋がって行きます。専門性なことを学びたいということから、無資格から資格習得されています。ほおずきでは、資格習得の研修機会も設けています。
松原
- 入社してから様々な研修や資格習得の支援制度があります。第一歩としては、失敗を恐れないことです。対人コミュニケーションスキルを磨き、利用者様の寄り添うことを理解することが必要になります。その為に必要なことは、相手から教えて頂くことが多くあります。サッカーの教科書を読むだけでは、サッカーは上達しません。実践を繰り返すことで成長となっています。
小川
- 子供のときに母親がおでこに手を当て熱が無いかどうか判断した場面がありませんでしょうか?医者でもないのに何を根拠に大丈夫と判断したのでしょうか?このことが、資格が無くても大丈夫と言える根拠と思います。ほおずきが目指す介護は、「家庭」です。家庭を考えると学ぶことがたくさんあります。
介護の仕事をするにあたって必要なことは
なんですか?
藤本
- 相手の立場に如何に立つことができることだと思います。そこから見える視点が本人様の望まれる暮らし・生活に近づきます。中心に居るのは、本人様です。十人十色という言葉あるようにひとりひとり望まれることは異なります。誰にとって正しい介助方法なのか、忘れないことが必要です。
松原
- 笑顔と元気を忘れないことだと日々、実感しています。元気と笑顔は、万国共通のコミュニケーションです。あなたが笑顔だと周りが元気になります。あなたが笑顔だと周りも笑顔になります。身体介助だけが介護の仕事ではありません。基本は、笑顔と元気です。どんな人と生活を過ごしたいでしょうか?
小川
- 考えることが大切です。「なんで?なんで?」と考え癖を持つことが必要であり、一つの声かけ、一つの介助に意味があります。ただ、こなすのではなく、その意味を考えることが大切です。
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