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キャリアアップ研修


ステップアップ研修

主に入社後2年以上の職員を対象としています。
講師は各事業所の管理者が行い、研修内容を立案し、進行・講義を行います。
これにより、資料作成や日常業務の振り返りを行うことで、
受講職員のみならず管理者の学びの機会にもなり、管理者の研修の一環と考えています。

研修内容

ステップアップ研修Ⅰ
(入社2年以上、認知症実践者研修未受講者)
講師:各管理者
①振り返り
②アセスメント(講義)
~昼食・休憩~
③アセスメント(演習)
④介護計画(講義・演習)
⑤認知症のおさらい
ステップアップ研修Ⅱ
(入社後2年以上、ステップアップ研修Ⅰ受講者)
講師:各管理者
①基本的な動作など、着脱・入浴介助
②食事介助
~昼食・休憩~
③立位、座位、体位変換、歩行、車いす介助など
④演習
⑤テスト



研修受講者の声

第1回ステップアップ研修
認知症の方の心の中を考えるという苦手な部分を
克服し、介護のプロを目指していこうと思います。
第2回ステップアップ研修第Ⅱ部
今回の研修の実技を通し、一つひとつの事故には理由があり、その背景、つまり原因の究明が防止策となる。原因を分析せず、「こうすればよかったのでは?」などと対応しても、似たような事故を繰り返してしまう、ということが分かった。
すべての事故を防ぐのは難しいと思うが、「先回り」のケアで防げることは防ぐようにしていきたい。
第3回ステップアップ研修第Ⅰ部
「介護はコミュニケーション労働。資格や技術、知識よりもコミュニケーションが大事」と言う言葉が心に残っている。一つでも上のレベルを目指すために、コミュニケーション能力の向上を図っていきたい。
第3回ステップアップ研修第Ⅰ部
過去の介護と現在の介護の違いを知り、
何が正しいケアなのか考えさせられた。

職種別研修

管理者・生活相談員・看護師・介護職など、各職種に必要な研修を行っています。
講師は管理者が担うほか、外部専門家を招き開催しています。

職種別研修のテーマの例
  • ①介護保険制度改正・加算算定
  • ②個別機能訓練
  • ③重要事項説明書・契約書の説明
  • ④リスクマネジメント
  • ⑤家族支援のためのコミュニケーション方法
  • ⑥通所介護計画
  • ⑦認知症ケア
  • ⑧事業所PRの方法
  • ⑨体調管理
  • ⑩緊急時の対応
  • ⑪安全運転

職位別研修

各事業所の管理者は毎月、主任は3ヶ月ごとに研修を開催しています。介護保険制度改正やそれに伴うケア内容の変化、利用者ニーズの変化に柔軟に対応するために、知識を深める研修を行っています。
それらの学びを活かし、具体的な業務改善を行います。原則、研修テーマに沿った事前課題を提示し、参加者は現場職員の声や現状を把握するなどの事前準備を行い研修に参加しています。研修で学んだことを基に参加者が討論し、意見を反映したマニュアル改訂や日々の業務改善に活用しています。


集合研修

ほおずき全職員対象の全体講演会を開催しています。
自立支援のための機能訓練や認知症の理解については、多くの学びの機会を設けています。
また、介護の専門分野だけではなく、生き方、コニュニケーション力、仕事の意義など、人間性を充実させるために、多方面より講師を招き、自立参加の講演会を年に2回開催しています。

研修受講者の声

「極める時代のホスピタリティ」高野登先生(2015年5月15日)
介護の現場でも「ホスピタリティ」を極めていくことにより、入居者様との信頼や安心感と同時に、感動も生まれるというすばらしい関係が築けるように日々努力していこうと思います。
私自身が知らないことを勉強できる講演会をどうもありがとうございました。
この講演会を聴きとてもよい勉強ができ、これからの業務に活かそうと思います。
「当たり前のレベルを上げる」=自分たちの介護ケアの質を上げていく。
仲間を大切に協力し、ほおずきに来ていただいている利用者様の笑顔をより引き出したいと思います。
そして、これから会う方をよりハイペースで増やし、笑顔の数を増やしていきたいと思いました。
高野登先生のお話を聞き、当たり前になった仕事でも軽視せず、相手の立場となって考えることを習慣化していきたいと思いました。
仕事をしている年数が多いほど、これらに陥りやすいとのことでしたので、初心を忘れず、自分の価値観で判断してしまぬように気を付けていきたいと思います。
「パーソン・センタード・ケアを実現するために」水野裕先生(2014年11月7日)
入居者様が最期の1%が幸せだと感じていただけるように、一瞬一瞬を大切に共に過ごしていきたいなと思います。
一日が始まり、時間に追われ仕事だけを作業のように進める毎日になりがちですが、利用者様の願い・思いを大切に接し、悔いの残らない介護を目指したいです。
利用者様に優しさ、人間の温かさをいただき、元気をいただいている毎日です。
「ディズニーのホスピタリティから学ぶ」(2014年4月25日)
「利用者様がほおずきで暮らすだけではなく、生きる」という「命の意味」を考えさせられた、とても有意義な2時間でした。大切なことをたくさん学ぶ機会に参加させていただき、本当にありがとうございました。
自分の周りのすべての人を期待以上に喜ばせることは何か?相手が、望むことは何か?を常にキャッチし、行動に移せるように頑張りたいと思います。

資格取得に向けた支援

受験対策講座の開設や、実技指導、就労条件に配慮するなど、資格取得に向けての支援を実施しています。
介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員などの資格取得に役立てています。

事業所全体の質の向上

介護事例発表会
法人内の17事業所が一堂に集まり気づきを得ることを目的とした介護事例発表会を年に一度開催しています。
法人の基本理念である「利用者の笑みがこぼれる暮らし」につながるテーマを設け、「事業所全体として半年以上取り組み、発表します。
長期の取り組みにより、職員一人ひとりのスキルアップが図れるだけでなく、利用者の暮らしに良い影響が出ることで、職員のモチベーションが上がり、離職率の低下につながっているように思います。
利用者理解や職員同士のケアに対する考え方の共有が図れ、チームとしての一体感が高まり、事業所愛が深まっています。
また、他事業所の取り組み方を知ることで各事業所の実践力の向上につながり、ひいては法人全体の質の向上・スキルアップに役立っています。
各事業所の入社3年目までの職員が発表者となり、発表会には新卒新入社員内定者も参加するため、入社後のキャリアアップのイメージにも役立っています。
外部の専門家や法人代表者をはじめとする各事業所管理者などが公平に審査を行い、専門家による講評やミニ講義を行うことにより、取り組みの研修効果を高めるようにしています。
また、優秀な取り組みを表彰し、全体講演会で発表する機会を設けています。
入社3年までの職員が発表することはその後の大きな自信となり、モチベーションが高まり、実践力の向上につながっています。

キャリア形成訪問指導研修

各事業所を巡回・訪問し、キャプション評価、リスクマネジメント、通所介護計画書などに関する評価や、繰り返し日常業務で実践できる内容の研修を行い、職員のキャリア形成や資質の向上および定着を図っています。

巡回運営基準遵守研修

法人本部より各事業所を巡回・訪問し、運営状況を確認し、記録や環境整備など適正な運営のための研修を行っています。

事業所開催研修および外部研修

各事業所においては、運営基準上必要な、感染症・食中毒、虐待・身体拘束排除や認知症ケアなどについて、年間計画で定め研修を行っています。
それ以外にも、年間事業計画に沿った外部研修の参加やその伝達を行い、法人内で共有する努力をしています。

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