私がほおずきに入社して4年目になります。学生時代は全く違う分野の大学にいて、就職と共に福祉の仕事につきました。仕事が上手くできるのか、入居者様とどのように接したらいいのか、最初は不安でいっぱいでした。
入居者様と過ごす中で私が一番思ったことが、「自分が笑顔でいると相手も笑顔になる」ということです。私が不安な顔をして接していると、その不安は入居者様にも移ってしまいます。逆に笑顔で接していると、暗い顔をしている入居者様が次第に明るくなっていきます。
ほおずきに入社して間もないころ、私が男性の入居者様の髭剃りをする際に先輩職員から「顔が怖いよ。それだと利用者様も不安になる。顔をもっと和らげて。」と言われました。言われて初めて自分の顔がこわばっていることに気付きました。入居者様に安心して頂くには私自身が笑顔でいる事が大事なんだと、気付くことができました。
それからは、入居者様と接する際に今まで以上に笑顔でいるように心がけました。すると、入居者様から「おたくはいつも明るいね」「話しやすいわ」と言って頂けるようになりました。また私自身が笑顔でいることで、気持ちが前向きになりました。なにより、入居者様に「おたくのことが好きやわ」と言って頂けることがとても嬉しく励みになります。
まだまだ未熟なところが多くありますが、これからも笑顔を忘れずに入居者様と日々を過ごして行きたいと思います。