私にこれから必ずくるであろう、家族の看取りや死の場面にどう対応できるだろうかと考えていた。
たぶん動揺と悲しみでできることが少ないかしれない。
しかしその中でも、手を握ることはできるだろう。
頑張っているのだから、「大丈夫だよ」と声を掛けることは出来るだろう。それくらいしか私には出来ないだろうが、必ずそうしようと思いました。
家に居ても誰も喋る人がいないとおっしゃる方、何もする事がないとおっしゃる大切な利用者様に対して、今、私達に出来る事は、皆と一緒にお喋りしたり、皆で何かをして、「来て良かった」「幸せを感じた」と思ってもらえることが、 職員にとっても幸せなことだと思いました。
人は必ず死ぬという普遍の原理のなかで生きており、その最期の瞬間に幸せだったと感じてもらえれば、どこかで自身の幸せにつながるのではないかと思います。
出来れば、一人でも多くの方の最期を看取ってゆける介護をしたいと思います。