ほおずき辻井に異動になり、5か月が過ぎました。
この5か月間は、障害者のデイサービスと、それまでいた高齢者のデイサービスとの違いに戸惑うことの連続でした。
コミュニケーションの取り方や、食事・トイレをはじめとするさまざまな介助等…。
その根本にあるものは変わらないとはいえ、どうすればいいのか分からず、手が止まってしまうことも多々ありました。
お茶を飲んでいただくにも、どのように介助をすれば飲みやすいのか、先輩方や利用者様に確認しながら介助をしていました。
しかし、なかなかうまくいかず、こぼしてしまうこともありました。
ある時、おやつの時間にコーヒーを飲まれる際の介助が上手くできずに私が謝ると、「大丈夫。まだ慣れてないから仕方ないよ。」と言ってくださいました。
ほかの職員が介助をしていれば、もっと上手に飲まれたのではないかと思い、利用者様に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
まだ辻井での日々に慣れたとは言い難い私ですが、そんな私にでも利用者様は「ありがとう」と言ってくださります。
まだまだ私には、利用者様一人一人に合わせた介助はできていません。
しかし、「こうしてほしい」という利用者様の想いと向き合い、利用者様への「ありがとう」の気持ち忘れず日々過ごしていきたいと思います。